ブギーポップは吹かない
ネタもないので上遠野+吹奏という限定的すぎるネタでニヤニヤする
少女が他のパートに変わる時、何かが起きる・・・。
曲が何なのか君は知っているはずだ。
でも私は ――やめてしまいたい。
僕たちには未来が視える たとえ、それがダメ金であろうと――
今度は、テンポを守れないかもしれない
その指揮者は、痛い―――
チューナーを使え――それが鍵だ!
「……なァにが“傷物の赤”だ! そんなものはオレの怒りで焼き尽くしてやる! そうとも、おまえがそうなら、それならば――オレは」
「“ローマの松”だ!」
君の音の良さは見事だ。君のような人がいるから、この地区はかろうじてマシなレベルを保っている。役員に代わって感謝するよ
「――我が身を”楽器”に変えて、今、客席に”演奏”を送る!」
知恵と勇気があれば、この世に吹けない曲などないのさ。みんな忘れているがね
「完全にうまく行くことなんかこの世にはないさ。みんな、多かれ少なかれどこかで取り返しのつかない失敗をしながら、それでも生きているんだ」
「失敗するとわかっていても?」
「それが失敗だと誰が決めるんだ?」
「だって――引退したらその後のことなんかわからないのよ」
「しかし、その意思だけは残る。たとえそれがどんなに悪いことにしか見えなくても、何かをしようとしたこと、それに向かおうとした真剣な気持ち、そういうものは必ず他の者たちの中に残る。その者たちだって結局は途中かも知れない。だがそのときは、さらにその次に伝わる。そして――誰にわかる? その中の誰かは本当に普門館にたどりつくかもしれない……」
君の、そのトランペットが黄金でないとするなら、この世の中に輝けるものなんか何にもないんじゃないかな?
アンコールは自動的なんだよ…