メギド72と多様性について
9章2節現在において作中では「メギドとは、フォトンを浪費する妖蛆に対抗するためにメギドラルの意思である彼の世界が生み出した存在」であるとされている
それが「個を自覚した瞬間に発生する、独立した種である」という点とどうしても合致しないと思う
ダイバーシティの確保って長期的な生存戦略で、対蛆という短期目標に対して有効とは思えない
なんかもっと大局的な、三界全体の環境変化に対応するための存在なんじゃないか
個の存在なのにメギド同士で社会性を獲得してしまったことがイレギュラーで、幻獣への嫌悪感や戦争社会を築いたのは偶然の進化のように思える
そもそも幻獣やメギドが発生する前、原初のメギドラルはどうなっていたのか(本当に「蛆が先」なのか?)
フォトンが枯渇した場合、本当に生物や幻獣やメギドは絶滅するのか、世界自体は崩壊するのか
フォトンって減るのか(一時的に蛆が独占してるだけで総量は変わってないのではないか)というのもあるけど
フォトンの奪い合いというゲームシステムの根幹を飛び越えて、フォトン依存からの脱却というところに手を付けてくれるんじゃないかという期待感がある
上位存在の意思なんかより現実的な対処というのもメインテーマの一つだと感じてるので、そこからは逆行してしまうかもしれないけど
全部飲み込んでそのレベルの話をしてくれる日が来てほしい
最速[1][2]