メギド72 9章2節
結末としては望まれているものを出しつつ、ビターな読み味を残すのが流石
2節全体を通して、テーマがはっきりしてて良かった
メギドとしての個、他者から望まれる生、本能と自我と自由意志
「アムドゥスキアス」も一緒に救う（傲慢な表現）道はきっとあったはずで、でもそれをメインシナリオとして選ばなかったからといって「正しくない」わけではないはずで
キャラストでだいぶ救われた気持ちにもなった
プルソンも頑張って言葉を絞り出して偉い、でもジズのストレートな言葉が一番泣ける
後悔は尽きないけど、それが生に繋がるというなら…
プルソンやアムドゥスキアスの遠い情景がメギド72にあるというのも、すごく象徴的で
目的を達成するための軍団が、情景を持たなかった者・失ってしまった者の拠り所になっていく
一概に喜ばしいことかどうかわからないけど、すごく眩しい
一方のエウリノームはなんか急に変質したように見える
ソロモンの特殊性について、そろそろ種明かしがあるような気がする
最速[5][6]
